http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20050409

「大学に行く意味はあるか(意訳)」についての話が出ていたので、大学中退者からも一言。結論から言えば「俺は大学に行った事も中退した事も後悔してないけど、大学は行きたい人が行けばいい」なんだけども。

 みはえるは某公立大学の工学部:電子・情報工学科(夜間)に入学したのですが、2年生を3留した後に中退して就職しました。中退した理由は色々言ってますが、要するに学力の足り無さと勉強する意欲の無さでした。で、在学中に就職先(SE職)が決まったので、これ以上大学にいる理由が無いので辞めました。

 大学に行った事を後悔していません。サークル活動が無茶苦茶面白かったからです。人生変わる程濃かったです。今でも付き合いのある親友がたくさんいます。みはえるにとっての大学生活=サークル活動でした。しかし誰もがサークル活動で楽しめるのかというとそうでも無いでしょうな多分。そもそも大学の本分では無い筈だし。

 勉強の意欲の無さについては単純で、この大学ではみはえるが学びたい事(ソフトウェア工学)が学べないという事を早々に気づいたからです。大学に求めていた物と現実との乖離はすさまじく、独学の方がよっぽど効率よく学べると悟った時点で、大学で授業を受ける意味は無くなりました。

 万人向けのアドバイスは無いわけですが局所的な事なら言えます。
 これから大学を目指す人で、特に情報工学系に進みたいという人にアドバイスをするならば、「その大学の教授があなたが研究したい事を研究しているか」を予め調べておきなさい、と言う所でしょうか。志を同じくする教授がいなければ、研究できません(しようと思えば出来るかもしれませんが、想像を絶する努力を要します)。

 またこれは、「誰の金で研究するか」という問題でもあります。大学はその選択肢の一つでしかありません。どこかの研究所に入ってもいいわけですし、SE職について、その収入で研究してもいい。そして、SEになるのに学歴は必要ありません。実力が全てです。更に言えば、SEになる為の知識は大学では学べません。

 卒業すべきだったか、という問いに答えるのは難しいです。結果論では、大学出てなくてもSEになれたし、今は本来の志望であったゲームプランナー職についています。実力主義の現場では学歴は関係ありません。ただ、折角大学に入ったのに、何も修めずに辞めてしまたしこりは今もあります。

 とりとめもなく書いていたら結論が出ない。まあいいや終わり(爆)。技術力と志がある人は大学なんぞいかんでよろし。早々に独立せよ!