今後の方針

>tempさん
 正直自分も明確なイメージを持って喋っている訳ではないので、具体的な例を出す事が出来ません(爆)。ごめんなさい。いましばらく(3〜4年くらい?)お待ち頂ければ(おい)。

 総じて何が言いたいのかといいますと、みはえるは現在のテキストエディタベースでのプログラミング開発が続く限り、コンピューターエンジニアリングが次のフェイズに進まないのではないかと危惧しているのです。ここでは具体的な例を出せるのですけど、攻殻機動隊みたいな世界にあと10年も経てばなると(エンジニアとして)予想しています。

 必要になるのは、恐らく現在のプレーンテキストをベースとする2次元的なプログラミングの広がりではなく、オブジェクトを立体的に組み合わせる3次元的な広がりを持つプログラミング形式になると思います(自分で言っててなんですが、具体的なイメージはなんにもありません)。

 これまでのプログラミングの歴史(言語の歴史ではなく開発そのものの歴史)が、個人→家内製手工業→工場と規模を拡大し、更により複雑な機械→より巨大な機械という産業革命期的な発展をしていたとすると、今後はLSI化(LSIって死語なの?)、高密度化(すみません用語がわかりません)していって、人間が具象レベルでプログラミングする事は実質不可能になるでしょう。

 攻殻機動隊の世界観でみはえるがもっともインスパイアされているのは「自分がプログラミング空間に入る」というアクションでして、これは別に電脳化しなくても現代の技術で十分可能だと考えています。例えば、バーチャファイターnを開発する際に、AIの代わりにまずは仮想AIとして人間が敵役をやるとか、そういう話です。

 これを発展させて、プログラマを、プログラミング処理のモックに出来ないかというのが11月12日の日記でした。

 プログラミングという物はは結局、構造型プログラミングであるところの「処理」「分岐」「ループ」しか無いわけで、ストレートフォワードにプログラムを組む限りバグを作り込んでしまうのは分岐でミスるか、ループ処理でミスるかしか無いんです(ただし、現状のプログラミングでは初期化ミスも大きな要因です)。

 そこで、分岐やループをとりあえずプログラマが受け持って、プログラムには処理だけやらせてみる、というデバッグ(プログラミング?)スタイルがありえないかと思った訳です。現状のデバッガでも、ある程度は似たような事が出来るんじゃないかな? デバッグ中にループ制御(無理矢理抜けるとか)は出来ないかもですが。

 予定通り現在の活動が進めば、年明けにはプログラミングが仕事から趣味にシフトする筈なので、そうなったらこちらのブログではこれまで以上に夢物語を語り、21世紀プログラミングを夢想したいと思っています。

 ちなみに、2次元レベルのプログラミングで、今みはえるの理想に一番近いのはDIコンテナによるプログラミングスタイルです。これが発展するでしょうね。