Welcome to D world

 ながらく巷の間で、といっても私とチーム仲間の2人ですけども(ちっとも巷じゃないよ!)、ホットなプログラミング談義は「いつになったらやねうらお(師匠)は次世代言語とやらの開発を始めるのか!?」という物でした。当然羨望と期待を込めて、ですよ。ビールを浴びるように飲みながらくだまいて罵り合ってたわけではありません。

ありませんとも。

 記録が残っているレベルで、氏が最初に次世代オブジェクト指向言語の開発を宣言したのは2001年4月14日でした。
 http://www.sun-inet.or.jp/%7Eyaneurao/intensive/ygsdx1.html

…………もう2年半も経ってるよっ! 時が経つのは早いなあ(笑)

この長い長い期間、そりゃあもう様々な逡巡があったと思うのですが、ついにこのプロジェクトの方向性が「作らない」という事でまとまりました(笑)。どうするのかというと「D言語」という最近(やはり局地的に)国内で話題になっている言語が、氏の思想にほぼ沿っているので、これを使おうという事みたいです。

 「車輪の再発明はしない」という基本原則に沿っていますね。これはまったく皮肉ではありません。私にとってはあと2,3年はかかると思っていた物が目の前に現れたのですからなんの文句もありません。というか、待ってましたYO!!!!

やねうらおさんのD言語研究所はこちら
http://www.sun-inet.or.jp/~yaneurao/dlang/

当面は氏のゲームフレームワークであるyaneuraoGameSDKをD言語に移植するプロジェクト"yaneSDK4D"が進むようで、共同研究者募集中との事。当然自分もエントリさせていただきました。この日の為にこれまで勉強をしてきたようなもんですよ!

 「なんでお前そんなテンション高いの?」とお思いでしょう。訳があるのです。今日の早朝にこの話をしって、さっそくD言語の仕様をチェックし、サンプルコードを動かしてみました。

 なんと、日本語識別子が使えるのです!!!!

 ソースコードUTF-8に対応しており、識別子にもunicode文字が使えるのです。FAQを見ると「これからはunicodeの時代です」とか書いてあります。誰かしらんが英語圏の人間なのに偉い! 良く言った! もう「米国人は7ビットで世界が構築されていると信じてる」なんて言いません(いや言ったこと無いけど)!

 という訳で明日あたりから突如D言語強化月間になっているかもしれないけどこれからもヨロシクッ!